第13話

感動。。
138
2017/11/02 12:55
「続いて、応援の部を発表します。」


優秀賞……



緑組


いぇーーーーーい!!



ふぅ…あぁやばい緊張する…!
ふと私は大雅の方を見た。


あの大雅が…!あの大雅が…!


下を向いて泣きそうになっているではありませんか!!

大丈夫だよって言いたかったけど、
今はダメだ。



「最優秀賞……」

来い来い来い来い来ーーーーーい!


黄組!



うぉああああああああ!!!!!



みんなはいえーいじゃなくて、
もっとヤバい声をあげた。
これだ。
私が待っていたのはこれなんだ。
やった…やったよ…


......................................................

「これで、閉会式を終わります。
みなさん、お疲れ様でした。
選手、退場」


みんなが駆け足で退場する。

......................................................
応援リーダーがみんなにお礼を言う時間。


私は涙が止まらなかった。

大雅も泣きそうになってたけど、
私ほどではなかった。

あなた

う゛ぅ…み゛なざんのお゛がげで…

大雅
大雅
おい!がんばれよ副団長!!
あなた

だっで……

あなた

あ゛りがどうございまじだ!!!

黄組のみんな
よっ!女団長!!!
黄組のみんな
ありがとう!!
私はその場に崩れ落ちた。

達成感ってこーゆー事なんだな。
......................................................

そして後始末。
あなた

大雅!!

大雅
大雅
んぁ?
あなた

ありがとう!!!

満面の笑みで言った。
大雅
大雅
おぅ!こちらこそ!
満面の笑みで返してくれた。

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