今日は大雅と小さい頃何度も来ていた公園に来た。
美雅:「あ~久しぶりだね。この公園。中学の時は全然来なかったや。」
大雅:「俺なんかもっと久しぶりだよ?」
美雅:「そだね~笑笑」
大雅:「ねぇブランコ乗ろうよ!」
美雅:「いいよ」
大雅は走ってブランコまで行く。
大雅:「みーつーかー!!はやくー!」
「...か! ...つか! みつか!!」
ん...?誰かが呼んでる...
私は起き上がった。
布団をめくった
絶対私の気持ちなんか伝わらないだろーなー
いつか伝えられたらいいな…。
そんなことよりはやく着替えなきゃ!
私は急いで着替えて、食パンを口にいれながら、大雅と一緒に家を出た。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!