大雅が後ろから追いかけてきた。
大雅
美雅、待てよ!
ごめん、あのさ、めっちゃ困るかもしんないんだけど、
俺はお前が好きだ!大好きだ!ずっと一緒にいるから、あんま俺は男に見られてないって言うのはわかってる。ただの幼馴染だもんな…。でも俺は好きだ。
...あーごめん、美雅、好きなやついんのに今こんなこと言って... 美雅頑張れよ! 俺はお前の味方だからな!ずーっと一生絶対お前の味方だからな!
私は涙が出てきた。というか、いつの間にか流れてた。
大雅
どーした?
美雅
あれ...?なんで涙が流れてんだろ...。
美雅
ねぇ、大雅...。
私はね、大雅がずーっと好きだよ。小学校のときから好きだったよ?でも大雅モテるし、私なんか大雅に合わないんじゃないか、こんな所に私がいていいのかなって何度も思った。
前さ、大雅好きなやついるって言ったじゃん?もう泣きそうだったんだよ?笑うのが精一杯だった。
もうほんとに辛かったの、それと前、可愛いって言ってくれた時、嬉しすぎたけど、冗談でもそんなこと言わないでってめっちゃ思った
だから、好きだって言って、私の初恋は終わらせようって考えてたのに...泣
今大雅にこんなこと言われたら、もう...私...嬉しすぎて...
大雅
え...?じゃあもう一回いうよ?
美雅、昔からずっと好きだ。だから、俺と付き合ってください。
美雅
は...い...。
こちらこそっよ、よろしくっお願いします…!!
私は泣きすぎてしっかり言えなかった。
大雅
もう!美雅可愛すぎだろ!
美雅
うっう泣 ありがと
大雅
じゃあこれからもよろしくな、美雅はいつでもかわいいよ
美雅
大雅、大好き!!
私は大雅に抱きついた。
大雅
うん、俺もだよ。落ち着いたら家帰ろっか
美雅
うん...
私にとってこの日が一番の思い出になるだろう…。
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第9話 5年後...
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