先生︰休憩終わりー、集まって
4人︰はい、
先生︰まず、さっきの見て感想ね。全体的にワチャワチャしてたかな?久しぶりにやったからだと思うけど、1回練習して覚えた振りは頭から抜かないこと。
海︰はい
先生︰じゃあ、個人ね、誰からがいい?
廉︰えっと………………………
紫︰平野で!
先生︰うん、じゃあ、平野くんからね。平野くんはね、他の男子二人に比べて、体格もしっかりしてるけど、その分もっと大きく表現出来るんじゃないかしら?
紫︰はい、できます!
先生︰じゃあ、もっとダイナミックにね、
紫︰はい!
先生︰永瀬くんはね、ほかの三人に比べて、足のステップとかが、小さいかな?もっとね、俺踊ってるよ!っていうのを伝えて欲しい。
廉︰はい!
先生︰高橋くんはね、バッチリだね、年下だからって躊躇せずに、他のみんなに教えられるといいと思う
海︰ありがとうございます
先生︰最後に大西さんね。
あなた︰はい、
先生︰女子だってことを感じさせないダンスだったかな?そーいえば、大西さんだけソロないけれど、なぜなの?
あなた︰え?
紫︰たしかになんでやろ?
先生︰あら、特に理由はないのね。どうせだから、ソロ作る?
あなた︰え、いいんですか!?
先生︰当たりまえよ!
あなた︰ありがとうございます!
廉︰どこにしますか?
先生︰えっと~
︰
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︰
︰
先生︰では、今日はここまで!
あなた︰はい!
廉︰ありがとうございました!
海︰ありがとうございました!
つづく
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。