第11話

♯4.戸惑いの選択 その3
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2017/10/13 05:40
結城美桜
(音也君の吐息が、耳に……‼力が抜けそう……)
一十木音也
一十木音也
ねぇ。俺も君の事…美桜って呼んでいい?
音也の申し出に頷く。
一十木音也
一十木音也
本当⁉
音也は一旦智恵子の顔を見ると、キラキラと明るい表情を浮かべる。
結城美桜
良いよ。ニコッ
一十木音也
一十木音也
ありがとう。ニコッ
じゃあ…美桜。
結城美桜
はい…///
結城美桜
(近い‼これって…また‼)
一十木音也
一十木音也
ごめん。でも…美桜が好きになったから。ん…///
トキヤとは違うキスに。
結城美桜
んっ/////
一ノ瀬トキヤ
一ノ瀬トキヤ
(回想)
どうして、抵抗しないのですか?
音也を押し戻すと、涙目になっていた。
一十木音也
一十木音也
もしかして、トキヤの事を考えていたの?トキヤが好きになった?
結城美桜
私は…
一十木音也
一十木音也
選んで。俺かトキヤ。どっちを受け入れるのか。
結城美桜
音也…君……
ー屋敷・トキヤの部屋ー
一ノ瀬トキヤ
一ノ瀬トキヤ
(完全に、彼女に避けられていますね。)
君に、逢いたいです……
音也とトキヤ…どちらを選ぶかと言う問いに戸惑っていた。

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