ともにぃに確認をとって数分後。
家に到着した。
すぐさま
「虹空!虹空ー!」
愛しい娘の名前を叫ぶ。
《ママー!おかえり!》
はい。やっぱり帰ってました。笑
「虹空!勝手に帰っちゃダメでしょ!!」
《ごめんなさい。》
「あ、ごめん。でも、無事でよかった泣」
《ママ、ごめんね?》
「もう勝手に帰っちゃだめだよ?」
《うん!わかった!》
「( ๑´•ω•)۶ヨシヨシ」
つい怒鳴ってしまう私。
それでも、すぐ許しちゃう私。
ほんと親バカ。笑
その時
流[あ、あなたおかえり]
はい。こいつが犯人です。(笑)
「流星!勝手に連れて帰らないでよ!」
流[そんな怒るか?笑]
「当たり前でしょ!?心配したんだよ!?泣」
流[ごめんやん]
「流星のバカ泣」
流[ほんまにごめんて汗]
「てか、なんで流星が?」
流[あー、散歩しとったらたまたま虹空ちゃん見つけてさ]
「それで、ついでに連れて帰るかって?笑」
流[そーいうことやな笑]
「まって、なんで休んだん?今日」
流[あー、朝すっごいしんどーてさ。だいぶよーなったで]
「それなら、言ってくれれば良かったんに!」
流[育児で大変なあなたに迷惑かけられへんやろ?]
「大丈夫やって!」
流[ごめん、ちょいフラフラする((バタン]
「え!?流星!ちょっと!!」
え、どーしよ💧
とりあえず、皆に連絡しなきゃ!
いや、まて。
とりま、流星をベッドに寝かせてあげんと。
「よいしょ、よいしょ。重たっ笑」
流[あなた…。]
「流星、うちが支えるから自分で歩ける?」
流[ゆっくりなら大丈夫…。]
「わかった、んなら、ゆっくり歩こ?」
流[ごめんな…。]
「大丈夫!しっかりしーや?」
流[おう…。]
「もうちょいやで!頑張れ!」
流[んー…。]
「よし、着いた!」
ガチャ
バサッ
「流星、よー頑張ったな(*´ω`*)」
流[ほんまにごめんな…。]
「謝りすぎや!大丈夫やから。な?」
流[おおきに…。]
「うん!あ、熱計ってみ?」
流[ん…。]
「その間に皆に連絡するな?ええ?」
流[おん…。]
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。