流星をなんとか寝かして
数分後、皆が帰ってきた。
ガチャ
智[あなたッ!!]
「あ、ともにぃ、おかえりッ!!」
望[あなた!!]
「おかえり!」
照[流星は?]
「ちょっと前に寝たところやで」
淳[寝たんか…]
「うん。あ、でも、病院連れていこ」
大[せやな、あなた行くん?]
「流星に着いてきて?って言われたから行く」
崇[わかった!誰が病院連れて行く?]
「うち免許持ってへんよ?」
照[んなら、俺が運転しよか?]
「ほんま?帰ってきてすぐごめんね💧」
照[大丈夫や!]
「ありがと!あ、のんちゃん!」
望[ん?]
[虹空のことちょっとの間、お願いね?]
望[おう!]
さて、流星起こすか。
「流星((トントン」
流[ん…?]
「照史が車を運転してくれるみたいやから病院行こ?」
流[わかった…。照史おおきに…。]
照[おう!]
こーして、照史に車を運転してもらって
病院に行き、案外近いためものの数分で着いた。
「照史は車におる?」
照[あなた、流星を1人で支えれるか?]
「大丈夫やと思う😅」
照[さっきも1人で支えてベッドまで連れてったんやろ?]
「うん、まあ、笑」
照[今度はお前が倒れてまうから。俺も行く]
「大丈夫だよ!倒れないって!」
照「それで倒れたらどないすんの?」
「うー。わかった。ありがと。」
照[よし。行くか]
流[照史もあなたもほんまごめんな…。]
「大丈夫やから、な?」
照[そーやで。大丈夫や。]
流[二人ともおおきに…。]
「うん!」
照[おう!]
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!