しまった･･･本音が出てしまった･･･君は雅人の時より赤くなりながらはぐらかした、可愛いけどいまはそんなこと思ってる場合ではない･･･嫌われる･･･

チャイムが鳴ってよかった、取り敢えずこの場を逃げ出せそうだ･･･いつもなら惜しむチャイムも今回ばかりは感謝したい･･･

にしても、あの赤面っぷりはもしかして君は俺の事が･･･

最近凄い避けられてる･･･気がするだけだけどそんな気なんて起したくない･･･

話し合わないと･･･この際君の気持ちを聞きたい、君に対する気持ちにけじめを付けたい、いま君は何処にいるんだろうか･･･

いた･･･窓の空を見ている君も綺麗だ･･･ってそんな事じゃなくて･･･

来る･･･俺の長い事積み上げて来た気持ちにやっと答えがでる･･･

答えは"Yes"涙が出そうだったけど、先に嬉しさが込み上げて来て笑った･･･
君のクラスの人からは変な視線で見られたりしたけどそんな事どうでもいい･･･君と一緒になれたんだ･･･やっと･･･やっと･･････

･･････････････････････････････････････････････

毎日君のご飯を食べられる嬉しさが顔に出てくる、毎日君を見られる･･･子供と君と出掛けに行けられる･･･そんな日々がいつまでも続きますように･･･

本当の幸せは君の目の前にあるから･･･目を背けないで･･･貴女の目で確かめて･･･

END