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JKside))
今日は入学式。
この学校には仲の良いヒョンたちが通うから
俺もこの学校にした
ただ理由はそれだけ。
女なんて、全く興味ないけど
まあ俺もこのビジュアルじゃさ、
黄色い悲鳴を上げながら
"ジョングクくーん!!"
"キャー!かっこいい!!!"
"今私のこと見なかった?!"
いや、どうせ顔だけなんだろ
俺を、俺のすべてを
心から愛してくれた人なんかいない
そんなまともなやつはいないと、
そう思ってる。
すると今年2年になったホソギヒョンが
HS「ジョングギー!!」
走ってこっちにやってきた
『ヒョン!これから入学式なのに、ヒョンは準備しないんですか?笑』
HS「やー、今お前がここに来るまで俺は頑張って椅子の準備とか、椅子の準備とかしてたんだよ!!」
『椅子の準備だけじゃないですか』
HS「まあまあ、そこは置いといて、
新しい新入生にこの学校で一番かわいいと呼ばれそうなくらいのかわいい子ちゃんがいるんだけど、見た??」
『わー楽しそーだなー
ま、俺は女に興味ないんで、ヒョンが心を掴めるように応援してます!(←ガッツポーズ)』
HS「棒読みじゃん、
いや、あのね?真面目にね?
ジョングギもタイプそうだから言ってるんだけど?
顔くらい見ときなよ!!」
『…顔くらいねぇ、…
名前はなんて言うんですか?』
HS「おっ!その気になったか!
キムあなたちゃん!!」
名簿を見てみると
俺のとなりなんだけど
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。