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設定☆
羽根木銀河(はねき ぎんが)16歳。高校一年生。
黒縁眼鏡をかけた視力0.1の引きこもり。身長169cm。
中学生時代は家から出なさすぎて引きこもりの極み
と呼ばれてたこともある。
神木衣(かみき ころも)16歳。高校一年生。
見た目はセミロングのおっとりした女の子。
しかし、愚痴ヤバイ、アニメ好き、漫画好き、ネット好きと、一風かわった少女。身長163cm。
将来の夢は声優。カラオケ最高得点93.6。
今日は雨だ。じめじめしていて、気分が悪い。
羽根木銀河。16歳。高校一年生。
俺は学校が嫌いだ。
あんなざわついた空間。たまったもんじゃない。
だから入学式以来学校に行っていない。
そうさそうさ、これでいいんだよ、これが俺の望んでいた生活ーー!!
そう。通称引きこもり、なのだ。
引きこもりを極めている、引きこもりの極み。
ご飯だって勝手に出てくる、こんな夢みたいな生活俺に俺は花を咲かす。
そんなことを思っていると、ピンポーンという音が響き渡る。
客か。
ガチャ。
は?
俺の部屋に勝手に入ってきた。てか誰だこの女。
するとそいつは正座をして俺に申した。
「貴方に興味を持ちました。お話しさせてください。」
、、、
『え。』
何が起こっているのかわからず、固まった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!