プリ小説

第28話

けれど。 side.美麗

ある日の学校の帰り道。


私は、一回だけ行ったことのあるあなたの家を訪ねた。



そのとき、私とあなたはまだ少し話したことがある程度で
あまり仲がいいとかではなかったのだけれど、共通の友達がいる関係で、あなたの家にお邪魔させてもらったことがあったため、ドアを開けて出てきてくれたあなたのお母さんに快く家に入れてもらえた。



その時、あなたが言ってくれた言葉は一生忘れないと思う。




あなたは、私のせいでいじめられてしまったのに、私のことを一切責めなかった。



『最近どう?何にもない?大丈夫だった?』って。



こんな私を心配してくれていたんだ。


私が泣いてはいけない。

そんなの分かっていた。


だけど、ダメだった。



一度流れ出した涙は止まることを知らない。

ずっと流れ続ける。


涙を流し続ける私をあなたは心配そうに見てた。


『どうして泣いてるの?やっぱり学校で何かあった?』って。


自分の方が辛いはずなのに。


こんなにも私のことし心配してくれている。


なんでこんなにあなたは優しいんだろう。


どうしてこの子を傷つけてしまったのだろうって。



「ごめんね。ごめんね。」って私は泣きながら言った。


そうしたら、あなたは優しく微笑みながら

『どうして美麗ちゃんが謝るの?何も悪くないでしょ?美麗ちゃんこそ辛かったよね。もっと早く助けてあげられれば良かったのにごめんね。』って。



ううん。


どうしてあなたが謝るの?


私がいけないのに。



私は涙が止まらなかった。


そしたら



『ねぇねぇ美麗ちゃん? そんなに謝るんならお詫びして?』


そんなふうに言われたんだ。


だから私は、

「なんでもします!」って言った。



そうしたらあなた



『なんでもするって言ったね?じゃあ、私とずーーーっと親友でいて?それがお願い。』


その時私は
この人と一生親友でいる
そう心に誓った。













.




この言葉を私は一生忘れない。






いや、忘れちゃいけないと思った。








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Aiba🍬
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⚠︎注意⚠︎ お気に入り、いいね、hit数を励みにやっております。 需要が無いと感じた場合更新を停止する場合があります。 ⚠️現在コメント受け付けておりません。 皆さんどうも。 Aiba🍬と申します。 某気象系グループの小説を書いております。 不定期更新となっております。 ※いいね、お気に入り、観覧数を励みにやっておりますので、いいねやお気に入り、観覧数が伸びない場合予告無く終了したり更新をストップする場合があります。 ↓ 更新毎にお話の長さは異なってきます。 長かったり短かったり…… 色々あると思いますが楽しんでいただけるといいなと思って書いております。 あくまでお話はAiba🍬の妄想です。 うまく書けていなかったり、誤字があるかと思いますが注意して書きますのでご了承ください。 誤字脱字等ありましたらお声がけ下さい。 よろしくお願いします。