あなたside
あれから俺は、母親の住所を調べて手紙を送った
「もう過去には囚われない」と
校長先生にも、お礼をした
校長先生が大好きなドーナツを50個大人買い…(笑)
校長先生、味覚子供やんって突っ込んでもうた(笑)
神山君はギターに専念するって言って、専門の大学へ進学した
俺は、自分のような親に捨てられた子供たちを助けるために保育士になり、
子供の家というところで働くことになった
神山君は忙しく、アルバイトは辞めたけど、店長は
「やっと専念するもんが見つかったんやね!良かったやんか!」
って言いながら、神山君の手を握りながらブンブン振ってたわ(笑)
久しぶりに神山君にLINEでもしようかな〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。