亜嵐 side
涼「亜嵐、おはよう」
あ、来たきた。
こいつは俺の友達の片寄涼太。
あなたの好き人
やっぱ、イケメンだよなー
「おう。おはよ」
いつも朝一緒に登校してる
「あれ?みゆきは?」
涼 「みゆきは今日休み。あれ?あなたは?」
「 寝坊。」
涼 「笑笑 まだ告ってないの?」
「は?!なんで俺があいつに告らなきゃいけな いんだよ。」
涼 「亜嵐って好きだよね。あなたのこと」
「なんであんなブスに」
涼 「でも、モテるよ?結構」
「...」
涼 「LINEしたら??」
「なんてLINEすんだよ。」
涼「普通に」
「うん。するわ。」
「涼太お前!邪魔しやがってー」
涼「ごめんごめんw」
「あなた、お前のこと好きなんだよ?」
涼「知ってるしー」
「はぁ。」
涼 「はやく告んないと知らないよー」
「((小声))うっせー」
なんだよ。このドキドキ。
俺はあいつのこと好きなのか?
まだ素直になれない俺はわからなかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!