?「それでは、皆様。
1時間目、日本史の授業を始めさせて頂きます!
えー。まず、初めに。
本日の日直の方、号令のほうよろしくお願い致します!」
あなた side
真美の授業とは正反対の、とても堅い挨拶で始まった桜田門先生の日本史の授業。
日直は私だから、緊張しながらも号令をかける。
あなた「起立!」
(全員起立する)
あなた「礼!」
(全員お辞儀する)
全員「よろしくお願いします!!」
仁亮「よろしくお願い致します!!(深々とお辞儀)」
真美「よっしー笑
なんでそんな堅いの笑?」
あなた side
黙って見ていた真美が、笑って後ろから声を掛ける。
仁亮「はい!?
あっし、堅かったでやんすか!?」
真美「「堅いなぁ~」っていうレベルでは無い
、もはや笑 俺とのギャップを考えろ笑」
仁亮「...姉御が大切にお育てになった、大切な生徒さんたちを、1ミリでも曲がった大人にしてはならないと、細心の注意を払っておったのですが...。
まだ、注意が足りないんでやんすかね?」
真美「笑
いや、注意を払いすぎでしょ笑?
そうやって頑張ってくれるのは嬉しいけど、こいつらは俺の軽いノリで慣れてっから、あんま堅いと戸惑っちゃうよ笑?」
仁亮「承知致しました。
...そう致しましたら、あっしはどのように進行したら良いですか?」
真美「...そうねぇ~。
とにかく、その敬語をやめろ笑
丁寧語にね笑」
仁亮「承知致しました!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。