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第1話

...運命の出逢い
875
2017/10/06 00:41
あなたside

私、佐藤あなたは、今日、明東(めいとう)高校に入学する。
制服も可愛くて、授業も丁寧に教えてもらえるみたいで、楽しみにしてたんだ♪
女の先生も多いし、安心して暮らせそう笑

と、私のクラスは1年B組らしいんだけd...あった!
ちゃんとクラスに馴染めるかな?って...



まさかまさか、若い男の先生!?
嘘でしょ!?
こんなに女の先生ばっかの学校で!?


私の高校生活、嵐(アイドルグループじゃないよ!)と台風の予感しかしないわ...。



?「(控えめに)あのー。
入りたいんですけど、いいですか?」
あなた「!?
あっ!すみません!!
(サッと退いて)どうぞ!!」
?「ありがとうございます!」
あなた「あの、B組の方ですよね?(←当たり前👊💥)」
?「はい!
私、畑山祐美香(はたけやま ゆみか)です!!」
あなた「ゆみかさん!!
私、佐藤あなたです!!」
畑山祐美香「あなたさん!!
よろしくお願いします!!」
あなた「とにかく、席座ります笑?」
祐美香「そうですね笑
(たまたま近くにあった座席表を見て)あれ?
席、隣じゃないですか?」
あなた「ほんとだ!!!!!!
お隣さんですね!よろしくお願いします!!」
祐美香「はい!!
あの、タメ口で話しません?」
あなた「はい!もちろん!!」
祐美香「ありがとう!
タメ口のほうが話しやすいね笑」
あなた「確かに笑
祐美香ちゃんって呼んでいい?」
祐美香「いいよ!
あなたちゃんでいい?」
あなた「もちろん!」

?「はーい!
全員席つけー!
ホームルームの時間だぞー!!」

(全員が席につく)


?「はい、(呟くように)全員席付いてもらっちゃってるから起立も礼も、今日はいいや。
えっと、おはようございます!」
生徒たち「おはようございます!」
?「今日から、この1年B組の担任を持つことになりました、愛多真美(あいた まみ)です。
担当教科は日本史です。
たぶん、このクラスも持つんじゃねぇーかな?
知らねぇーけど笑
まぁ、そんなとこで、よろしく!」

(生徒たちがざわつく)

愛多真美「...?
なんで急にざわついたの笑?」
1番前の席の生徒「...失礼ですけど、先生は女性だったんですか?」
真美「...笑
ずっと、女だけど笑?」

(生徒たちが余計にざわつく)

生徒A「じゃあ、彼氏居るんですか(わくわく)?」
真美「居ねぇーよ笑
高校の頃とか、普通に野郎と喧嘩してたし笑
だから、ダチとかその時の喧嘩仲間とかは居るけど、当時からそんな淡い恋とか無かったからなー!」
生徒B「えーっ!?
もったいない!!!!!!」
真美「野郎とイチャイチャなんかしたくねぇーよ、気色わりぃな笑
俺は、可愛い女の子とイチャイチャしたいの...♡」
生徒C「えっ...?
それって...レズってことっすか?」
真美「違う、違う笑
ただイチャイチャしたいだけ笑
恋愛なんて、考えたことねぇーなー。」
生徒D「あらまっ...!」
真美「笑
まぁ、機会があればな笑
よし、入学式出るから早く廊下に並べー!」



あなたside
あっ、女の先生だったんだ!
良かった(ホッ...)。



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この時、私はまだ知らなかった。
これからの、この先生との関わりを...。

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