第18話

...一線を越えた夜3。
476
2017/10/10 04:26
あなたside
その後...。
真美は、乱暴にスカートを捲ると、ピンク色の蕾を指で摘んだり、弾いたり...。
初めてとは思えないテクニックに、身を捩らせる。
それでも彼女は蕾を弄り続け、私は早々に絶頂を迎えようとしていた...。



真美「...(艶やかな声で)あなた?
...気持ち...いい?」
あなた「...うん。
...あッ///...気持ちッ...いいッ...♡」
真美「...良かった...(妖笑)」
あなた「真美は...気持ちよくッ...ならなくて...(ハァ...ハァ...。)いい...のッ?」
真美「えっ...?」
あなた「真美もッ...(ハァ...ッ。)気持ちよく...なりたい...でしょッ...?」
真美「..."なりたくない"って言ったら...嘘になるかな...。」
あなた「じゃあ...





あたしもッ...気持ちよくッ...したい...///
口で...///」
真美「...。




(心配そうに)ほんとに...いいのか...?」
あなた「もちろんッ...♡」
真美「...。



じゃあ、頼むよ。」




(真美が全ての衣服を脱ぐ)




真美side
そう言うと、彼女は嬉しそうに微笑んだ。
その微笑みは天使のようで、俺も、思わず微笑んでいた。
でも...
彼女の愛撫のテクニックは、その微笑みからは想像もつかないほど激しく、とても初めてとは思えなかった。
確かに、他のヤツに抱かれたことも、愛撫されたこともないけど、彼女のテクニックがレベルの高いものだということだけは分かる。
甘い声といやらしい音が、部屋中に響き渡る。
隣に聞こえないかを考えるような余裕は無かった。
ただただ、彼女のテクニックに翻弄され、その快感に、早々に絶頂を迎えそうになる。




真美「あッ。(ハァ...ハァ...。)ん。
はぁッ。...あなたッ。」
あなた「...(愛撫を続けながら)...なにッ?」
真美「あッ。はぁッ。
...もう...イきそうッ...。」
あなた「...いいよッ...?(上目遣い)」



真美side
俺は、必死に彼女の髪を耳に掛ける。
そうして見えたのは、彼女の上目遣い。
必死に愛撫しながら、上目遣いしてくる彼女がこの上なく愛おしくて...。
俺は、思わずこんなことを頼んでいた。





真美「...(必死に声を出して)あなたッ?」
あなた「...(愛撫しながら)...なにッ?」
真美「...ッ。
もっと...激しく...してッ?」
あなた「...分か...った...ッ///」



真美side
彼女は、どこまでも健気だ。
今までだって、相当激しくしてくれてたのに、それでも俺の快楽に寄り添ってくれる。
そして、俺ももう限界だった。
彼女のテクニックに翻弄された俺は、もう何も考えられなくなっていた...。




真美「...(彼女の耳元で)あなたッ。
...ごめん。...もう...無理ッ。」
あなた「...(愛撫しながら)いいよッ?
...あたしの...ことは...気に...しないでッ。」
真美「...うん。


...あッ。ん。(ハァ...ハァ...。)...あッ。はぁッ。
あぁん。はぁッ。あッ。イク...ッ。イク...ッ//
あぁぁぁぁぁぁんッ♡」



...(真美が、あなたを抱き寄せて、暫くあなたを抱きしめる。)





真美「...。
あなた?」
あなた「ん...?」
真美「(あなたの唇に軽く口付けして)...ありがと(微笑)
ほんと...気持ち...良かった//」
あなた「...良かった///
真美が気持ちよくなってくれて...///」
真美「...あなたは...
ほんとに、優しいん...だな。(一言一言を噛み締めるように言う)」
あなた「...そんな...こと...無いよ?



...真美と出逢って...全てが変わった。
真美と出逢えたから、優しくなれたんだと思う。


...あたしが優しいならね...(微笑)?」





真美side
彼女はどこまでも優しかった。


"このどこまでも優しく、愛おしい天使を、これからも守っていこう"




そう、心に誓った。

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