真美side

"そろそろ、ほんとに言わなきゃいけねぇーな"

寝室に行き、ベッドに潜り込むと同時に、そんなことを思う。
よし。


真美｢なぁ、あなた？｣
あなた｢ん？｣
真美｢聞いてほしいことがある。｣
あなた｢(改まって、なにがあったのかと問うように)どうしたの？｣
真美｢俺...





肺癌に罹ってたって。｣
あなた｢...えっ？｣
真美｢...肺癌。
しかも...持って1年だって。｣
あなた｢...嘘でしょ？



...(取り乱して)ねぇ!!!!!
嘘だって言ってよ!!!!!冗談だって言ってよ!!!!!
｢あなたが慌てるとこ見たくて、つい...笑｣って...(力が抜けたように)言ってよ...。｣
真美｢俺も、最初は冗談だと思ったよ？
この(医師の)おっさん、ひでー冗談言うな笑｣って。
でも...。

写真も見せられた。
あれって、白くなるじゃん？腫瘍があるとこ。



...(絞り出すような声で)ちゃんと、白くなってたよ...。｣
あなた｢...嘘。
なんで...(目を潤ませる)？｣
真美｢(ボソッと)運命の...悪戯...。｣
あなた｢...。

治療すれば、少しは違うの...？｣
真美｢...。




治療はしない。｣
あなた｢何言ってんの!?
治療しなかったら...もっと...真美と一緒に...居られなく...なるじゃん...。｣
真美｢俺...嫌いなんだよ、治療とか。


それなら、そのままで生きて、自然に死にたい。｣
あなた｢...。


そんな...。｣
真美｢...(涙目で)頼むよ。｣



あなたside


私は、彼女の懇願に迷いながらも、結論を出した。




.☆.｡.:.+*:ﾟ+｡　.ﾟ･*..☆.｡.:*・°.*･ﾟ　.ﾟ･

この先は、〜Happy End〜Ver.とBADENDVer.を書きたいと思います！




〜Happy End〜Ver.先に書いて、後からBADENDVer.を書きます！
全て書き終わりましたら、こちらでお知らせしますので、しばらくお待ちください!!



追記
HAPPYEND Ver.、完結しました!!
BADENDVer.をお読みになりたい方は、ここから、35話に飛んでください!!!!!

BADENDVer.は、このあと書きますので、お待ちください!!
すみません!!