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第1話

甘さの危機
66
2017/10/05 09:24
周りからは甘い香り。お家もスイーツで出来ている世界、「スイーツランド」。
今日も女王様の住むデザートタワーの中にあるイメージカプセルを守るために妖精たちは魔法でケーキなどを作りみんなが夢を絵描ける様に願いました。
ある日、人間界では甘さと空想の力が弱まりスイーツランドの空にはモヤモヤの雲が現れました。

デザートタワーには王女様の「シュガー・ウエディング」と王子様の「カカオ・ウエディング」と女王様の「ケーキ・ウエディング」がいました。女王様はお空をみてどんどん大きくなっていく雨雲をみて「カカオ・・・シュガー!あなた達にこの城を頼みます。」「お母様!ボク達は何をすれば良いのですか?」すると女王様は1枚の女の子の写真を見せました。「この女の子はいずれ私の魔力の力を受け継ぐ子です。でも、その子は昔、私を作ってくれた女の子。赤ちゃんの頃の空想から私は生まれその女の子には私の記憶もなく、だからその女の子に「黄昏の巨木」の中にある最後のチャンスを与え見守ってください!」

言い終わると笑顔で女王様は窓に乗って「では・・・2人とも、お願いします!」すると銀河の銀粉で出来た放棄に乗ると手から緑の魔力を出して「イメージカプセル解除!私に力を!」手を上に上げるとお城から虹色の光が放ち女王様に当たり体にはゴスロリの様なナイトの姿になりました。気づけば雲も巨大化し雷が女王様に当たり落ちていきました。「きゃぁぁ!!」「お母様〜!!」「お母様〜!!」
すると女王様はキラキラと粉のように消えていきました。
「お母様・・・。」二人はこの状況にすぐに判断し「シュガー、お前は探す魔法が得意だろ?あの女の子はどこにいるか分かったら教えてくれ!」「・・・分かった!カカオは?」「・・・俺は」話していると雨雲が暴れだしお菓子を溶かし始めました。「俺はあの黄昏の木へ行ってくる。」「そう・・・。では、あの森には気を付けてね?」「・・・分かった。」そうして、シュガーは女の子を、カカオは黄昏の木を探しに行ったのでした。

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