夕食を食べ終えた私たちは、支度をすませ、それぞれの部屋に入った。
ーガチャ。
おそ松兄さんと、私が部屋に入ると、おそ松兄さんは用意されていたふとんに飛び込んだ。
おそ松兄さんはふとんの上でゴロゴロしながら、伸びをしていた。
おそ松兄さんのこういう所、子供っぽくて、なんか可愛らしくてついつい笑ってしまう。
ーっと。私もふとんの中に入ろう。
....ゴソゴソ。
明日は何をしようかな!
そう考えながら、横を向くと、おそ松兄さんはすでに寝息を静かにたてていた。
今日は、おそ松兄さんに色々励まされたな。
目を瞑り、そう星に願った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。