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第2話

夏くんは学校の王子様(1)
あなた

行ってきまーす!

私は 玄関の扉を開けながら、私はお母さんにそう言う。
夏
行ってきます
夏くんも私のお母さんにそう言う。

もう、この光景だって見飽きた。


夏くんは朝が弱い私のために毎日起こしに来てくれる。


だから、未だに皆勤賞を守ってる。


なかなか照れくさくて"ありがとう"とは言えないけどいつか言いたい。



こっそり、夏くんの横顔を盗み見る。

幼稚園の頃は私の方が身長高かったのにな…


今では私なんか追い越して、確か…180cmになったとか…


まだ私は160cmもいってない。

悔しい!
夏
そういえば、今日からテスト期間だね
あなた

えっ…ええええ!?

やばい…すっかり忘れてたよ…

今から勉強って間に合うかな…



私はこれでも成績は学年で2位!

だけどそれは、努力をコツコツとしていたから


私には1年生からずっと負けっぱなしの相手が居ます。


今、横で楽しそうに私に話をかけてくる
このお方。


1年生からずっと1位をキープ。

んー。悔しいけど仕方ない。

夏くんも努力をしてるんだし。


ってあれ…??

私、夏くんが勉強しているとこ見たことないかも…


こんなに一緒に居るのにおかしい…


午前中は学校。

放課後はバスケ部に所属している夏くん。
いつも帰りが遅いはず。

それに、夕飯を一緒に食べてそれからは私とお喋りタイムだから…


いつも自分家に帰るのは10時過ぎになる。

んー…不思議だ

あなた

ねぇねぇ夏くん。夏くんはいつ勉強してるの?

私は気になって聞いた。
夏
んー…それは秘密。
長く綺麗な人差し指を口の前にあて、イタズラそうに笑う夏くん。

んー…ケチ。


それからはただの世間話に華を咲かせていた。

隣のクラスに転入してきた子の話や、
夏くんの親友。瑠璃人君の話。


こんなたわいない話がすごく楽しい。
あなた

そろそろ学校に着くね。

私達が通う、桜蘭高校。

都内でも有名な私立高校。


私と夏くんはそこに、推薦で入学することに
成功したのだ。


今、この時期にだけ咲く満開の桜。

その花びらが道の上に落ち、まるでピンクの絨毯のように広がってる。


その絨毯の上を歩くと、桜の花びらがフワリ、フワリと浮く。


その光景は、ピンクの水面を歩いているみたいだ。

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Mr.すー🐻
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Mr.すー🐻
高校生( ¨̮ ) 小説書くのも読むのも大好きです😯💭 恋愛モノを中心に書きます:) お気軽に読んでみてください( .. ) 心に染みる小説を書こうと思ってます☆*。 1人でも多くの方に読んでもらえると嬉しいです゚・*:.。❁ 応援よろしくお願いします( ¨̮ ) お気軽に感想などよろしくお願いします.*・゚ 待ってます( .. )
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