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第4話

本心
彩月
彩月
今日も仲良く登校ですか?
私にしか聞こえない声でそう言ってくる
彩月ちゃん。


その顔にはからかいも含んでいるかのよう。
あなた

お隣だし、毎朝起こしてくれてるから一緒に行くのが当たり前になっちゃったんだよね〜

私は鞄を自分の机の上に置きながら彩月ちゃんにそう返す。


何気なく、夏くんを見るとクラスの男子と楽しそうに話してる。


ぼーっとその光景を見てると、バチっと目が合う。


すると夏くんは太陽のような笑顔でまた、私を照らす。



何故か、胸がドキッと音を立てる。

それだけではない。

ドクドクと一定のリズムで胸が鳴る。

隣にいる彩月ちゃんにも聞こえてしまいそう。
あなた

なんか…今すごく胸が苦しい…

私は最近増えつつあるこの違和感を正直に彩月ちゃんに伝える。
彩月
彩月
本当にどこまで鈍感なのか…
彩月ちゃんは少し呆れてる?酷い…


最近、夏くんの1つ1つの仕草に胸の鼓動が早くなるのを感じつつある。
嫌だな…

何かの病気??
私は不安を抱えつつ彩月ちゃんを見る。
彩月
彩月
はぁ…そのドキドキ?は誰を見たらなるの?
彩月ちゃんにそう聞かれ、真っ先に頭に思い浮かんだのは夏くん。


夏くんの勉強してる真剣な顔や、バスケを楽しみながら頑張ってる無邪気な顔。


皆に向けるあの太陽のような笑顔やたまに見せるいじわるな顔。


そんな夏くんを見るたびに私の心は鼓動を増す。
あなた

あ!全部夏くんのことだ!

私は彩月ちゃんに伝える。
彩月
彩月
春。それはきっと"恋"。
あなた

こ、恋?

彩月ちゃんの口から出てきた"恋"。

この言葉は16年間生きてきた中でも最も私と無縁であった言葉である。


恋なんて知らないし、そもそも気にもしていなかった。


周りの友達から聞く"彼氏"。

この言葉も同じだ。


ただ、顔をほんのり赤く染め可愛い表情で
想い人の話をする友達が輝いて見えた。


『恋は女の子を綺麗にする』


いつか聞いたこの言葉も頷けるほどだった。

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Mr.すー🐻
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Mr.すー🐻
高校生( ¨̮ ) 小説書くのも読むのも大好きです😯💭 恋愛モノを中心に書きます:) お気軽に読んでみてください( .. ) 心に染みる小説を書こうと思ってます☆*。 1人でも多くの方に読んでもらえると嬉しいです゚・*:.。❁ 応援よろしくお願いします( ¨̮ ) お気軽に感想などよろしくお願いします.*・゚ 待ってます( .. )
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