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第7話

見つけました
キーンコーンカーンコーン…

先生のHRの終わりを告げる言葉で
生徒は一斉に立ち上がり、それぞれ部活に行ったり、帰宅したりする、


いつもならここで帰宅する私。

だけど今日は夏くんの部活を見に行くから
私は教室に残る。


辺りをオレンジ色に染める夕日を目を細め見つめる。


私は夕日がこんなに綺麗だなんて、全く気づかなかった。


そんなことを考えながら私は、鞄を置いたまま
教室を出る。


廊下はお昼のような賑わいを無くして
今は誰も居らず、私の足音だけが響いてる。

グラウンドでは運動部の掛け声。

上の階からは吹奏楽部の演奏。


そんな音が何だか心地よい。
やっと着いた体育館。

中からは声や、靴と床が擦れ合う時に聞くあの音が聞こえる。


私はギャラリーの方に続く階段を上り、扉を開く。

すると、もう既に練習は始まっていた。


ギャラリーの椅子に座り、その様子を
静かに見つめた。


やっぱり夏くんはバスケが上手いな…


ミニバスに所属していた夏くんのプレーは
一際目立っていた。


だけど、夏くんと同じ…それ以上かもしれない。

それは際立つプレーを見せる人が居た。
あなた

っっ!あの人!

その人は、以前私とぶつかった人。

あの、無口で冷たい男の子だった。
あなた

あの人もバスケ部だったんだ…

こんな、偶然ってあるんだね。

丁度いい。

お礼を伝え忘れてたし、練習が終わったら声をかけよう。


私はそう、心に決め再び夏くんのプレーを
眺めてた。





この時私は知らない。

あの、無口な男の子が私を見ていたことに……

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Mr.すー🐻
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Mr.すー🐻
高校生( ¨̮ ) 小説書くのも読むのも大好きです😯💭 恋愛モノを中心に書きます:) お気軽に読んでみてください( .. ) 心に染みる小説を書こうと思ってます☆*。 1人でも多くの方に読んでもらえると嬉しいです゚・*:.。❁ 応援よろしくお願いします( ¨̮ ) お気軽に感想などよろしくお願いします.*・゚ 待ってます( .. )
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