プリ小説

第11話

風邪を引きました
それから、家まで
同じ傘の中を2人で歩いた。


私はこれが相合傘というものなんて知らなかった。
友希さんと別れて、私は家の中へ入る。

友希さんは私のことを家まで送ってくれたのだ。


この短時間で分かったのは、彼の名前が友希ということ。

3年生で先輩だったということ。

優しさを上手く表せられない少し不器用な方だということ。


でも、友希さんと仲良くなれてよかった。
着替えながらそんなことを思う。
友希さんのおかげで、モヤモヤ広がってた心の中が今ではスッキリとしていた。


また友希さんにお世話になっちゃった。

また話せたらいいな。

そんなことを思いながら、水を取りにキッチンへ向かおうとすると
あなた

へっくしゅん!

冷える体。

風邪引いたかな…


頭が凄く痛くてクラクラする。

私はそのまま意識を手放した…



【夏said】


俺は見てしまった。

春が橘先輩と相合傘をして帰ってくるところを。


それに、2人は仲良さそうに話をしていた。

滅多に笑顔を見せない橘先輩が笑ってた。


俺が知らないうちに、 2人は仲良くなってた。


いつもなら、誰といつ仲良くなったのか
俺に自慢げに知らせていた(あなた)。


だけど…今回は無かった。
夏
春…
俺は春の名前を呼んだ。


すると春の家の中からバタッと何かが倒れる音がした。


俺は、自分の玄関の鍵を開けようとした手を止め、急いで春の家の玄関の前に行く。


インターホンを押しても反応がない。


慌てて、ドアノブを回す。

すると玄関は開いていた。
夏
春っ!
中に入ると、廊下で倒れていた春の姿。

苦しそうに息をする春。


とりあえず俺はそんな春を抱き上げ、春の部屋へ運ぶ。


ベットに寝かせ、

水と冷えピタを俺の家から持ってくる。



少しは楽になったようだ。
あなた

うぅ…夏くん…

俺の名前を呼ぶ春。

気がついたのか俺のことを涙目で見つめる。
夏
大人しくして。熱が高いから
俺は子供に言い聞かせるようにそう言った。
あなた

ありがとう…夏くん

最後にそう言い、規則正しい寝息をたてながら、春は眠りについた。
さっきの涙目で俺を見る春。

無理した笑顔で俺にお礼を言う春。


どんな春も愛おしくてたまらない。



俺は…ずっと前から


________春に恋してる_________

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Mr.すー🐻
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Mr.すー🐻
高校生( ¨̮ ) 小説書くのも読むのも大好きです😯💭 恋愛モノを中心に書きます:) お気軽に読んでみてください( .. ) 心に染みる小説を書こうと思ってます☆*。 1人でも多くの方に読んでもらえると嬉しいです゚・*:.。❁ 応援よろしくお願いします( ¨̮ ) お気軽に感想などよろしくお願いします.*・゚ 待ってます( .. )
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