プリ小説

第12話

夏くんとの距離
母「…る…春」


私はお母さんの声で目を覚ました。

まだ少しダルい体を起こし
あなた

あれ…?夏くんは?

お母さんにそう聞いた。


「夏くんならさっき帰ったわよ。今はまだ熱があるんだから大人しくして、治ったらちゃんと夏くんにお礼言うのよ?」


お母さんが帰ってくるまでずっと側に居てくれたんだ…


お母さんは、お粥をテーブルの上に置き、


「落ち着いたら食べてね。何かあったらお母さんを呼ぶのよ?」


そう言い、部屋を出ていった。



おでこに貼られた冷えピタに触れる。
あなた

夏くん…

今、すごく夏くんに会いたくて仕方ない。
私は夏くんの部屋の窓と向かい合わせになってる私の部屋の窓の前まで歩く。


カーテンを開くと、夏くんの部屋は明かりがついていた。
あなた

夏くん?

私は声をかけてみた。

すると夏くんの部屋のカーテンが開かれる。
夏
春?目が覚めたみたいだね。
勉強をしていたのか、パソコンを触ってたのか
メガネをつけてる夏くん。

普段はコンタクトだけど、メガネをかけた
夏くんも好き。
あなた

夏くん…ありがとう。

夏
それ、寝る前も言ってたよ?
そうクスクス笑う夏くん。

そんな夏くんを見て、また心拍数が加速する。
夏
ほら。風邪引いてるのにそんな格好…
そう言って、夏くんは自分が着ていたパーカーを私にかけてくれる。


そんなさり気ない優しさを受けると胸がキューってなる。


だけど、そんな時でも思い出すのは夏美さんと夏くんの2人。



きっと今でも妹だと思ってるのに違いない。
いいよ。

どうせ叶わない恋なら夏くんと夏美さんを応援しよう。

私はそう思った。
あなた

夏くん。今までありがとう。

私は、夏くんと夏美さんにとっては邪魔な
この関係を終わらせようと考えた。


だけど、友達をやめるとは言ってない。
夏
どうしたの?急に
あなた

私とこんな関係続けてたら夏美さんを不安にさせちゃうだけだよ?
それはダメだよ。

普通の友達にもどる。

ただ。それだけ。



なのに…どうしてこんなに胸が痛むのだろう
何故か夏くんの顔が見られない。

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Mr.すー🐻
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Mr.すー🐻
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