私はあの人と会った後、そのまま教室に入った 。
女 「あ、また来たよ笑」
女 「学校来んの、やめてほしーよね」
女 「ブスだし、キモいし、ほんっっと目障りだわ ~」
こんなのにはもう慣れてる 。
去年と比べたらまだこれは軽い方。
ガララッ
「きゃー !! ♡」
「小瀧先生ぃ ♡」
さっきの低い声から、甲高い声に変わる。
耳障り 。
小瀧 「みんな 、 おはよう!」
「「おはようございま~す♡♡」」
私が言うのもなんだけど、女子って怖いね 。
小瀧 「今日は ~~」
HRの時間、私はぼーっとしてた 。
というか、何も考えたくなかった。
小瀧 「えーっと、あ、最後に 。平宮さん !平宮さんは昼休み、会議室に来てください」
何故かこの連絡だけは聞こえた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。