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第4話

瓜二つのクマさん〜記憶を辿る過去旅行〜
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2017/10/10 04:32
次の日もまた、クマのぬいぐるみはエレベーターの中で迷っている人たちを探していました。

すると、奥の方に同じクマのぬいぐるみがいました。クマのぬいぐるみはそれに気づくと「はっ!女の子は・・・」と買い主を思い出しました。すると奥にいたクマのぬいぐるみがコッチを見て向かってきました。「僕は君と一緒・・・。」クマのぬいぐるみはエレベーターから出ると「・・・えっ。」と口をあけました。2人ともその姿は瓜二つだったのです。

「君・・・だれ?」「僕は君だよ?一緒に買い主の所に遊びに行こうよ!」クマのぬいぐるみはエレベーターを指さすと走って行きました。「僕は・・・、確かこの中に入って・・・」すると空から「カッァカッカッカッ〜、やっと気づいたか!ここはお前の夢の中・・・」「夢の中?お前は誰だっ!」すると空から可愛い「羊悪魔族」のが降りてきて「私は未来を思いどおりにする力を持つ動物」「羊悪魔・・・」すると杖を振りかざし「ここで、私のエサになるかそれとも、あの中に入ってアイツと一緒にいるか・・・」「・・・僕も、逃げない!」クマのぬいぐるみは決心をしてエレベーターに走ると「うわぁー!」と真っ暗闇に入りました。目を覚ますと「・・・大丈夫?」と言う声が聞こえました。パッチリと目を覚ますとそこは買い主の家でした。
「やったぁ〜!僕の家に帰ってきた!」家に入ると「ただいま〜!○○ちゃん!ご飯食べよ!」すると目の前にはクマのぬいぐるみと同じクマのぬいぐるみが座っていました。「僕のお友達を返せ〜」すると座っているクマのぬいぐるみは下に降りるとクマのぬいぐるみにビンタをして「お前は誰だっ!何者だっ?!」クマのぬいぐるみは(えっ・・・?どうゆうこと?!)と混乱しながら女の子の所に走りにいくと「○○ちゃん!僕だよ・・・覚えてないの?」すると女の子はクマのぬいぐるみを抱き抱えてままの所に持っていくと「このクマのぬいぐるみ・・・ダサくない?絶対、ページが持っていたのね?この事を聞いてクマのぬいぐるみはうんざりしました。

「あんなに遊んだのに・・・お話聞いたのに・・・もう」悲しくなったクマのぬいぐるみは涙を流しました。すると女の子の心に届いたのか「・・・でも、なんか見覚えがあるの。いつか覚えていないのに温もりがある。

どうしてかな?」するとまた、女の子の周りには懐かしいぬいぐるみたちが集まって女の子も小さい頃に戻りました。「・・・そうかぁ〜、私も高校生だもんね?でも、どうして急に」するとクマのぬいぐるみと言ったことがハモり「「時間が速まったんだろう・・・」」

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