前の話
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私、この春中一になった佐伯春奈!
新しい学校、初めての友達、色んな事が初めてだらけだけど、頑張ろうと思ってる!
私は2組で、親友の片岡美羽は3組でクラスは離れたけど、10分休みに会いに行く予定。
同じクラスの友達の中山ふうちゃんに呼ばれて、行くと...
ふう『ねぇ、あの子めっちゃかっこよくない?』
春奈『あ、、、そ、そうだねぇ。』
私は見た瞬間に一目惚れをした。
名前は竹内はる。
高い鼻、パッチリとした目、すべてが完璧だった。
ふう『あのこ、男バスだって!』
春奈『え!?まじで!?』
心の声(まじぃぃぃ!?うち女バスなんだけどぉぉぉぉ!!!!!!)
嬉しすぎてその時は顔が赤くなっていたかも😂
終学活前、ふうちゃんといっしょに、集配物を見に行った。
螺旋階段を渡っている時、自分の紐を踏んずけて、、、
どっしーーーーーーーーん💥
春奈『あいたたたたたた...』
ふう『ちょっと大丈夫!?あ、春奈ちゃん...』
ふうちゃんが右上を指した。
指の延長線上を見ると...
私が一目惚れした、はる君がいた。
はる『え、、ちょ、大丈夫!?!?』
春奈『あ、大丈夫です。お見苦しいとこお見せしましたね…あはは。』
はる『それは大丈夫だけど...立てる?』
私はその時足を捻ってしまった。
春奈『大丈夫です。歩けるまあぁぁ、いてててて。』
はる『無理そうだね。肩貸すから保健室に行こう』
ふう『そうしな!!!私先集配物とって戻ってるね!』
春奈『ふうちゃんごめんね💦そうして😭』
保健室に着き、
春奈『はる君ありがとう😊』
はる『立てない子をほおっておけないっしょ。』
はいやばいー。普通に胸きゅんなんですけど。
先生『はいはい。どうしましたね。』
春奈『階段で転んで、足捻っちゃって...』
先生『あれま、腫れてるね..』
先生『自転車で帰れないでしょう。お母さんに迎えに来てもらって。』
春奈『はい。』
春奈『はる君ありがとう。戻っていいよ。』
はる『わかった!お大事にね。』
ガタン、戸を閉めて出ていった。
----------翌朝-----------
春奈『はる君、昨日はありがとう。』
はる『あ、いいよいいよ。』
はる『足大丈夫だった?』
春奈『あ、ただの捻挫だったよ。』
ふう『はるなちゃーん!おっはー!』
春奈『おはよう☀』
はる『じゃあ俺あっち行くわ。』
春奈『あ、うん。』
ふう『あ、もしかしてお邪魔だった?ごめんごめん』
春奈『そんなことないよw』
なんだかんだで、体育の時間...。
先生『今日は球技でバスケをします』
周り『えぇー!まじかよ!
早くやりてぇ!やりたくねぇーよ...。』
ふう『はるくんの試合見ようよ!』
春奈『あ、そうだね。』
ピピぃぃ。笛がなる。
試合が終わり、授業が終わった。
部活前
春奈『あ、のーと忘れてきた…』
ふう『とってきていいよ!待ってるわ!』
春奈『わかった!とってくる!』
教室に行くと...
???『痛てててててて』
だれ...?
春奈『...はるくん?』
はる『あ、春奈ちゃんいたの?』
春奈『今来たばっかりだけど...そこどうしたの?』
ふくらはぎに湿布を貼り包帯をぐるぐるだった。
はる『肉離れだよ。今日の試合で、強いひととぶつかっちゃってさ。』
春奈『無理しないでね。』
はる『うん。それより...1つ聞きたいんだけど...』
はる『春奈って呼んでいい..かな?』
春奈『あ、、、ぜ、ぜ、全然い、いいよ👍』
はる『めっちゃ動揺してるね』
はる『春奈...あのさ...』
この続きは2.この想いで!
春奈の思いどーなるの!?!?あなた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。