自室に上がってきた私は気を紛らわす為に、今朝やっていたゲームの続きをしようと思い、準備をしていた。
すると携帯が鳴った。
私は恐る恐る携帯を開いた。
私の携帯はスマートフォンだがアプリは一切入っていないし、誰ともメールのやり取りをしていない。
だが、携帯の着信音が指していたのは…。
何故かメールだ。
しかも登録をしていない番号からだ。
私は恐る恐るそのメールを開いてみる。
そこに送られて来ていたメールは……。
如月 遥 (きさらぎ はるか)…私の幼馴染だ。
幼稚園の頃から中学卒業までの間一緒の学校に通っていて、2件先の家に住んでいる男の子だ。
高校はお互い違く、遥は将来の事を考えて海外の高校に1年間だけ留学することになっていたらしい。
メールによると最近日本に帰ってきたとのことだ。
そんな事を思いながらメールの内容を見ていると……。
……嬉しい。
私はその嬉しさを噛みしめながらも、すぐにメールの返信をする。
すぐに遥からメールの返信があった
そうメールを返信し携帯を閉じた。
嬉しいの一言だ。
遥は私の1番の親友で、唯一心を許せる人…男で親友って呼ぶのは少しおかしい気もするけど。
明日の待ち合わせに遅れないように、今日は早めに寝よう。
そう思い私は、準備を進めていたゲームを通学カバンに入れた。
明日…楽しみだな。
~キャラクタープロフィール~
如月 遥 (きさらぎ はるか)
→優しい性格
→あなたと幼馴染
→あなたに密かに好意を抱いているがあなたはその事を知らない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。