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第26話

24話







深い、深い…。








まるで、どこまでも続く暗い海の中をさまよっている……そんな気分だ。







あれ?










私、誰かに何かを…伝えなきゃいけなかったんだ。









なんだっけ……?
















ふと、脳内に誰か…懐かしい声が聞こえてきた。






あなた…。






その声は聞き覚えがあった。











名前は、確か…。






大丈夫、大丈夫だよ。






優しい声が聞こえてくる。






あなた

は…るか?






そうだ、この声の主は遥だ。









思い出した。










私が初めて好きになった相手。











ずっと傍にいてくれた…。







あなた

伝えなきゃ…!








結局まだ、私は遥に伝えていない。







戻っておいで。
また2人で一緒に…。






これ以上ここにいてはダメだ。












遥に…遥に……伝えないと!






あなた

ん…。







目を覚ますと…。





あなた

ここは、病院……?






きっと倒れた後、誰かが救急車を呼んで…ここまで運ばれたんだと思う。








ふと、ベッドの端を見ると…。





あなた

…遥。








ずっと看病をしてくれていたのか、遥が眠りについていた。











遥は寝息をたてて気持ち良さそうに眠っている。






あなた

ごめんね…遥。
私……肝心なこと遥にまだ伝えてないや。







遥の頭を優しく撫でる。










…うん、やっぱり可愛い。





う、ん…?
あなた起きたの!?
た、体調とかは…?






心配そうに私に色々と質問をしてくる遥。





あなた

私は大丈夫だよ。
それよりも…遥ごめんね、私まだ伝えられていないね。

治ってからで大丈夫だよ。
あ、先生…。






遥が医者に軽く会釈をする。










いつも私が例の病気でお世話になっている先生だ。




医者
目が覚めて良かったです。
早速ですが…お話があるので一緒に来ていただけませんか?
先生…無茶です!
あなたはさっき起きたばかりで…。
あなた

遥、私は大丈夫だから。
先生…お願いします。













きっと、例の…あの話だろう。