無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第30話

27話





私はどうやら少し、眠っていたらしい。






あなた…落ち着いて聞いてね。
あなた

…?







何やら焦っている遥。





あなたに、心臓を提供をしてくれる人がいてね。
心臓の移植の手術をすることになったんだ。
手術が成功する確率は低いらしいんだけど…あなたならきっと大丈夫だよ!






まだ生きられる…そういう希望が見えただけで私は嬉しかった。












だって、また遥と一緒に同じ時間を過ごせるのだから。






急遽手術をすることになったらしいよ…急だけど、頑張ろ?





私の手を握ってくれる遥。









私は遥の手をそっと握り返した。










あなた

うん…頑張る。

じゃあ、僕は待っているから…帰ってきて目を覚ましたら。
また、一緒に学校に登校しよ?





そう言い私の病室から去っていった遥。






あなた

さよならは…言わないんだね。
遥、らしいや。









零れ落ちてくる涙を拭うことが出来なくなってしまった私は看護師に涙を拭ってもらった。








そして、私はベッドに横になったまま手術室に向かった。


















~遥said~







あなたに嘘をついちゃった…。
でも……これでいいんだ。






僕はあなたが病室からいなくなったことを確認してから手紙をあなたの病室の机の上にそっと置いた。











僕の思いが全部詰まった手紙。












今までありがとう…あなた。
僕は、君のことが好き…だったよ。





























病室でそんなことを呟いていると自然と涙が出てきた。






















あぁ、僕もあなたと同じくらい、泣き虫になっちゃったのかな…?













































あなた、僕に…生きる意味や希望を与えてくれて、ありがとう。



























今度は、僕が…君にあげる番だね。














































ありがとう。