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2017/10/16

第31話

28話










懐かしい、夢を見た。













小さい頃に遥と花火をした時の、思い出。








…懐かしいよね、一緒に花火をして……その後確か…大きな打ち上げ花火を一緒に眺めたんだよね。
あなた

うん…懐かしいね。

あなた

…え?
遥、どうして……?

なんでかな…?
多分今、僕達…同じ夢を見ているんだと思うよ。
あなた

同じ、夢?







あ、そっか。











私の手術は長時間の手術だもんね。













寝てしまうのも仕方がない。






あなた

ねぇ、遥。
私がもし、手術に成功したら……また、花火見に行きたいな…2人で。








また、あの大きな打ち上げ花火を一緒に見るんだ。











たった今そう心に誓ったのに遥は何故か首を横に振る。








それは…無理かな?
あなた

なんで…?
私の手術って……成功、しないのかな?

ううん、手術はきっと成功するよ。
あなた

じゃあ、何でなの…?
教えてよ、遥!

ちゃんと話すよ____。
…あなたの手術が成功したらね?






そう言った遥は、人差し指を唇にあてた。











…そろそろ時間かな。
おめでとう…手術は成功したよ。
あなた

なんで、遥…分かるの?
ねぇ、待って……!






遥はどんどん遠いい場所に向かって歩いて行ってしまう。












必死に走って追いかけても追いつかない。








これは、夢だから?





あなた

行かないでよ、遥…。
遥がいなくなっちゃったら……私は、どう生きていけばいいの…?

ほら、泣いちゃダメだよ?
笑って笑って。







遠くに行ったはずの遥が目の前に立ってる。







あなた

嫌だよ…お別れなんて、したくないよ…。
やっと、両思いになれたのに……。

大丈夫、これは夢なんだからさ?
目が覚めたらまた僕に会えるよ!






そう言い遥は、目の前で泣いている私に口付けをした。








僕の“最初で最後キス”…受け取ってね。
あなた

行かないでよ…遥。

ごめんね、あなたが目を覚ますのを僕は待っているから。
早く、起きてね。
あなた

うん…約束。







私は遥と指切りを交わした。
















すると遥の体が次第に消えていく。















…っ。









遥が最後に残した言葉を私は聞きとる事ができなかった。