あなたには幼馴染みの歩斗がいた。
野球バカだから野球ばっかりで
普段はそんなに遊べないけど、
初めて出来た男友達だから、
すごく大事にしてる。
歩斗はツンデレだから、
目を逸らしてそう言った
そして1週間後、試合が迫ってる中
あなたのクラスには一人の転校生が来た。
見た目は、背はこのクラスでは1番高い。
顔もイケメンだ。
あなたはそう思っていた。この時までは…
放課後、あなたは部活が予定よりも早く終わり、
野球部の様子を少し見る事にした。
すると、何やらザワザワしていた。
そこには、立ち尽くす歩斗の姿もいた。
実は翔真は、向こうでも野球をしていて、
1年生の時からレギュラーだった。
あなたは早歩きでその場を去った。
翔真は何か言いたそうだったけどね
翌日、教室のドアを開けると、
そこには歩斗と翔真が
あなたの席に座って話していた
翔真は馴れ馴れしくあなたと話してる事に違和感があった
アハハハと笑い声があがり、
それからずっと3人と一緒だった。
まさか、あんな事になるなんて
思いもしなかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。