あなたは、自分の部屋で考え込んでいた。
結局、あなたの気持ちが分からないまま明日を迎えた。
クマをつけて、学校に向かったあなたは、
いつもと違うのを感じた
あれから翔真は、
いつの間にかあなたの苦手な派手で
調子のりな女子達とつるむようになった。
授業も女子達とサボりだし、
今までの翔真ではなかった。
あなたも、女子が怖くて話しかけられなかった。
こうして、進級するまで一度も翔真と話す事は無かった。
そして、中学校2年になると
あなた、翔真、歩斗とは別々のクラスになり、
ますます距離は遠くなる一方だった。
あなたには、親友ができた
あなたは、翔真との事を全部話した
でも、答えはもう出ていた。
言った瞬間、涙が出た
私、あなたは、恋をしました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。