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第2話

2話
16
2017/10/07 05:48
学校に着けば、たくさんの子に挨拶してもらえる。
おはよう!
あなた

おはよう〜!

友達だっていっぱいいる。

中学校までの私とは違うのだから。


教室はいつも通りで賑わっていた。

今日も人気者を演じるために
誰にもバレないように深呼吸をして教室に入る。



すると、突然ある子に声をかけられた。
うっわ、最悪。
今日レポート提出日だよね、
あなた

そうだよ

書いてくるの忘れちゃったよ〜、
ねぇ、見せてくれない?
あなた

うん、いいよ!

あなた、マジ神!!
ありがとね〜
私に1番に声をかけてきたのは
私が断らないのを知っているから。
きっと私は都合のいい子なのだとおもう。
それでもいい。
私を好きでいてくれるのであれば。

きっと中学までの私だったら
こんなこと出来なかった。

楽してる人たちが許せなくて。

でも気が付いた。
私は心が狭いってことに。
みんなに好かれるには、優しくしなければいけないということに。
華恋
あ、あなた、おはよう〜!
あなた

華恋!おはよう!

華恋は私の親友。

優しくて、明るくて、人気者。
私の理想を絵に描いたような子だ。

すごく気が合って、
華恋とはすぐに仲良くなれた。

たまに背伸びしないとついていけないところもあるけれど、
私のお手本だ。
華恋
そういえば、あなた、
今日も朝から彼氏くんとお熱いね〜?
あなた

え〜、笑
そうかな〜?

華恋
羨ましいな〜、
私も彼氏欲しいな、
あなた

えぇ、華恋ならすぐ出来そうだよ?

華恋
ん〜、どうかな?
そう言って華恋は少し悲しそうな表情をする。

たまに、こんなことがある。

ううん。よくある。

華恋の悲しそうな表情を見ること。

だけど、誰にも入り込ませないように
一線を引いているのを感じる。
親友は全てを話せることだけが親友ではない。

中学の時に元親友に言われた言葉。
忘れられないなんて馬鹿だけど、
私の考えが間違っていたのか。って
すごく悲しくなったのを覚えている。


人間、誰にでも人に言えない闇ってあるものだと、私は思っている。

だから華恋が私に言えないことがあるなら別に大丈夫。


隠し事があっても
親友だから。
先生
はい、みんな席についてね〜
先生の一言で、みんなが席に着く。
いつもと変わらない光景に少し退屈を覚えながら、私も席に着く。

まさか私の人生が少しずつ崩れ始めていくのをまだ私は知らない。