前の話
一覧へ
次の話

第3話

昼休み
51
2019/03/17 13:17
つまらない。そんな毎日から抜け出せない。
高校でできた友達の梨沙と夏帆。
2人は小学校から同じだけど私だけ違う。
そんなの関係ないのはわかってる。
でもふとした時感じるの、今まで一緒に過ごしてきた時間の差を。
こんなことほとんどの高校生が抱えてることなのに、なんでこんな落ち込んでるんだ私…
こんな暗いことばっか考えてるなんて、私らしくないよなー
元気出さないとな!2人のこと大好きだし!!
                                ー昼休みー
春華
あ!ごめん
春華
お弁当持ってくるの忘れちゃった!
春華
ちょっと購買で何か買ってくるね
夏帆
大丈夫?
梨沙
一緒に行くか?
春華
大丈夫!大丈夫!
春華
ちょっと待ってて
春華
あ、ついでに飲み物買おうと思うけどなんかいる?
梨沙
え!本当!ありがとう春華
夏帆
ありがとうね春華
春華
ううん!いつものお礼みたいなものだから!
春華
何がいい?
梨沙
私メロンジュース!
夏帆
じゃあ私はお茶で
春華
おっけー!じゃあ行ってきます!
夏帆
うん、行ってらっしゃい
梨沙
あ、春華階段気をつけて降りるんだよー!
春華
ちょっと梨沙ー!それバカにしてるでしょー!
梨沙
あ、バレちゃったか
春華
バレバレだよー!


あ、この感じ。楽しいなー
誰かが冗談を言ってそれで笑って。こんな感じがずっと続けばいいのに。

プリ小説オーディオドラマ