午前0時。
もう、あのクラブには行ってない。
2週間たった今日またあのクラブに行くことになった。
本当は行きたくなかった。
でも友達付き合いって大事でしょ?
そして仕方なくあのクラブに来た。
男「ねぇねぇ、君、1人ー??」
男「あーれー?無視??酷いなぁー??」
男「ほら、暇ならあっち行こ?いいもの見せてあげる」
そして男数人に連れてこられてやってきた場所は、知らない街。
その街は騒がしくてマフィアがいそうな街だった。
(怖い。た、す、け、て、)
この声さえ出ない。
男が誰かと話してこっちにその奴と来る。
男「あとは任せていい?」
?「おう。任せとけ!」
?「ねぇ、ほんっと可愛いよキミ。俺んとこおいで?」
そうかすれた声で叫んだつもりなのに、聞こえなかったらしい
?「なになに?聞こえないよ?もっとはっきり喋れないのかよ。あァ?うぜぇんだよオラァ!」
思いっきり殴られた。そのまま、気を失った____。
誰かの叫び声も聞こえずに。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。