あ、これテオくん目線もあるのよ?←
最後END…?ってハテナつけてるの
みんな突っ込んでくれんかったけどさ、
そーゆー意味だったのよ?(どーゆー意味だよ)
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【ホーラビ】
※テオくん目線
※前話と同様、めちゃくちゃネタ
※ほんとに狂ってる。
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ある日俺のベッドに…
ちっちゃい天使と悪魔が寝てた。
マンガとかに出てきそう!
って起こしたんだけど
なんと、俺に似てた。凄ぉーい。
でも思ってたのと違かった。
俺はその2人?2匹?に振り回されてばっかり。
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天使の羽が生えた俺は
てへぺろ☆
みたいにべろを出した。
天使のくせに全然天使っぽいことしない。
でも…性格は俺のいい所全部詰めた感じ。
なんか憎めないんだよなー。
逆に悪魔の方は
俺の悪い所を全部詰めたような性格。
俺がoffのときのオーラを放ってる…。
そうだ、俺はじんたんが好きだ。
だけど同性愛なんてこの世界は許してくれない。
じんたんだって
俺のことは相方としか見てないだろう。
でも本当に好きなんだ。
理由はたくさんあるよ?
でも言うときりがなくなっちゃう。
俺はソファーから立ち上がって
じんたんの部屋のドアを開けようとした。
ドアノブにかけた手は
開ける気力を失ってドアノブから離れた。
こんな風にいつも2人に振り回されてる。
俺はさっきまで座っていたソファーに
また腰を下ろした。
深いため息を着く。
俺は……じんたんに嫌われるのが怖い…。
……そうだ、
今俺が見ているこの2人は
俺の気持ちを擬人化しただけなんだ。
気持ちを伝えたい前向きな俺と
じんたんに嫌われるのが怖い後ろ向きな俺。
ガチャ……
天使と悪魔の見ている方向を
俺も見てみると
じんたんにも天使と悪魔が着いてた。
しかもじんたんに似てる。
初めて見たぞ……?いつから居たんだろ。
俺は天使と悪魔が机の下に隠れるのを確認して
じんたんがこっちに向かってくる間に
平静を装った。
スマホから少し目をそらして
じんたんに着いている悪魔を見た。
めっちゃニヤニヤしてる。
でもじんたんに似てて可愛いっ…。
じんたんがなにか俺に言おうとした。
……だけど俺は聞いてしまった。
じんたんの悪魔が
好きって言っちゃえ!
って言うのを。
するとさっきまでいなかった天使が
ダメだよ、言わないで!
と言って悪魔の足を引っ張った。
悪魔がコケるのと同時に
じんたんは口を閉じて黙り込んでしまった。
俺は聞かなかったフリをして
じんたんに聞き直した。
今度は足を引っ張った天使が
なんでも無いよって言って!
と言った。
立ち上がった悪魔が小さく舌打ちした。
あぁ、じんたんも振り回されてるんだ。
俺はじんたんを見つめた。
机の下から聞こえる声を
俺は無視して
じんたんに言った。
恥ずかしくなって下を向いた。
えっ………嘘……
と言う声が聞こえた。
多分じんたんの天使。
嘘じゃないよ。
俺は自分の気持ちに正直になったから。
じんたんの目から大粒の涙が零れた。
俺はじんたんを抱きしめた。
俺の腕の中で泣くじんたんは愛おしくて…
あれ?
ハッピーエンドになっちった。
なんてじんたんの悪魔が言うから
俺は思わず反論してしまった。
そりゃバドエンの方が……え?
なんてじんたんの悪魔は驚いている。
おまけに天使も驚いていた。
じんたんみたいにおっちょこちょいなんだなぁ。
今度はじんたんが驚いた。
あたふたしてるのが可愛い。
すると机の下から悪魔が出てきて
と言ったから
俺は被ってた帽子でじんたんの悪魔を捕まえた。
その中に俺の悪魔も一緒に入った。
俺はニヤッと笑った。
じんたんの顔がぶわっと赤くなる。
俺は悪魔が入っている帽子を見た。
なーんかもぞもぞしてるなぁ…。
俺はじんたんの悪魔を帽子から出した。
あ~…………
俺の悪魔がじんたんに見えてなくて良かった。
嫌な目に会ったなんて言っちゃってるし…
じんたんの悪魔が可哀想……。
END.
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あ、ちなみに
天使と悪魔が見えるようになったのは
お互い自分の気持ちに気づき始めた頃で、
じんたんの天使と悪魔がテオくんに
見えるようになったのは
天使と悪魔の存在の意味に気づいたからです。
はい!語彙力が足りませんね!
(開き直った)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。