【ラビホー】(ホーラビでも可)
※テオくん目線
※付き合ってない
※ふんわり平和。
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今日は最高の花見日和だ。
空は青く澄んでいて、
雲は白く、ゆったり流れている。
春風は優しく俺の頬を撫で、
満開になった桜の花びらは美しく、
舞いながら俺の足元へと落ちていく…
なーんて、
ポエマーみたいな事、俺は言わないよ。
なんか臭いもんね!w
俺は、今思ったことをすぐ行動に移して
素直に気持ちを伝えたい派なんだよね。
だから言うけど、
とりあえず、めちゃくちゃ桜が綺麗!!!
隣でじんたんが笑う。
俺たちは近所の桜が綺麗な花見スポットに居る。
幸いなことに、ここには俺たちしか居なくて
とてもいい場所を取れた。
そこのコンビニで買った団子を口に入れる。
2人だけだけど、
なんだか久しぶりにお酒が飲みたくなって
一応お酒も買っておいた。
早速開けて飲んでみる。
俺はじんたんに言われるがままに
次々にお酒を開けては喉へ流し込んでいった…
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頭がふわふわして、視界がボヤけてる…
俺がよろけると、じんたんが支えてくれた。
持ってきたレジャーシートに横たわり、
桜を見上げてみる。
枝の隙間から光が漏れていて、少し眩しい。
綺麗なピンク色の花びらがひらひらと落ちてきた。
じんたんがそれを取って
大事そうにポッケにしまった。
俺はじんたんと同じように
落ちてきた花びらをそっと摘んで
ポッケの中に丁寧にしまった。
また上を見上げる。
キラキラと光る桜を見ていたら、
だんだんまぶたが重くなってきた。
目を閉じて、ゆっくり呼吸をする……
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気づいた時には
体が一定のリズムで揺れていた。
地面に足は着いてないのに、景色だけが
前に進んでいる。
じんたんにおんぶされてんのかな、俺。
なんかおかしいや。
じんたんの背中は暖かくて、ポカポカしてる。
俺が
おはよ、
って言ったら
じんたんは俺のこと、
下ろしちゃうかな?
それとも
おはよ、
って返してくれるかな?
でも俺は、
あえて、このままでいいかな。
君の背中の上で揺れながら、
また眠るのも悪くは無いと思えた。
俺、思ったことをすぐ行動に移して
素直に"気持ち"を伝えたい人だし。
じんたんだって、
俺が起きてること、本当は知ってるもんね。
俺は、ポッケの中に入れた花びらのことを
ふと、思い出した。
END.
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いやもう意味わかんねぇよ。
うん。
プリ小説辞めたい
けどやることなくなっちゃうから辞めない。
もう、素晴らしい小説を書く人が多すぎて
自分のがゴミにしか見えなくなってきた。
本気で。
自己満で書くしかないかぁ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。