第37話

『orgasm』-快感の頂点-
1,345
2018/08/03 13:12
- ぴーまん - 🐰


(玩具 放置系)
(長い)
(みきからのリクエスト)














ふと目が覚めた。




自分がベッドに寝かされていることが分かる。


それ以外は曖昧だ。




目隠しをさせられているようで

目の前は真っ暗だ。



体を動かしてみるとシーツの擦れる音が聞こえた。


俺は今、

上,下半身共に裸なようだ。


寒さは感じない。

暑さも感じない。




思うように体を動かせないのは


手足を拘束されているから。



腕は、上で縄のようなもので縛られている。


足には足枷がついていて、

膝が曲げられる程度まで伸びている…



伸びている、といってもだいぶ短いが、


鎖で繋がれているようだ。




なんとなく、感覚でだが、

狭くも広くもない部屋なことが分かる。




「………あ…」




大丈夫、声はちゃんと出せる。




「あー…!」




少し叫んでみる。


この部屋にはあまり物が置いていないようだ。



いつもの俺だったら


パニック状態で、

がむしゃらに体を動かすだろうけど


何故か今の俺は冷静だった。




ただ、今の状況がよく分かっていない。


なんで拘束されているのだとか、

ここはどこなのだとか。




「誰かいないのかー」




部屋の中に声が響く。


そして反響して帰ってくる。



誰もいないようだ。






突然

ガチャ

と、ドアノブが捻られる音が聞こえた。



それと同時に、

ちょうつがいの キィ という嫌な音が聞こえた。




「だ、誰だ!」




近くに人の気配がする。



心臓がバクバク言っている。




…怖い。




冷静になってみても、恐怖には勝てなかった。



「っ………」




しばらく待ってみるが、なにもされない。



まだ恐怖感は残っているが、


俺は少し体の力を抜いた。




「うぁ……!?」





その瞬間、

俺の下半身…いや、



俺のモノに冷たい何かがかけられた。


かけられた、というより『垂れた』かな。

きっとローションだ。




…なにか、嫌な予感がする。



緊張と恐怖で息が荒くなる。





…何かが俺のモノに触れた。




「ぁ、……!」




体が反応して、ビクリと跳ねる。


触れた物の振動が伝わってきた。




…恐らくバイブだ。



ヴヴヴヴ……




「ぅあ……ぁ…」




必死に足を動かして、


バイブを扱っている奴を蹴ろうとした。



だけど、


嫌なのに、

やっぱり体は正直で、感じまくっている。




不意にバイブが止まった。




「はぁ……はぁ…」




俺のモノはとっくに勃っていた。


ドクドクと脈打っている。



今度は、俺のモノの、もっと下の部分にある…




穴に、何かが入ってきた。




痛い


というよりも、

入ってくる物の異物感に鳥肌が立つ。



痛みはローションが和らげてくれているんだろう。



ソレは小さめの個体だった。



俺の勘違いかもしれないが、


ソレはローターだろう。



…遠隔操作の…ローター。




不意に電源が入る。




「っあ……!」




痛みと快感が同時に襲ってくる。


自然と腰が浮く。




「あっ……ぅう………」




振動数が上げられた。


もう痛みは無くなっていた。





また、ドアの開く音が聞こえた。


そして…ドアは

バタン、という音を立てて閉まった。



人の気配はない。




「あっっ……」




また振動数が上がる。



息が小刻みになってくる。


苦しい。




「……っ…」




これはきっと放置プレイってやつだ。



やられてる方は結構キツいんだな…。


なにがキツいって、



…イケない辛さ、というか……



俺のモノは、

あともう少しで限界が来そうになっていた。



辛い。



でも、そのもどかしさに感じている俺もいる。


ローターの電源が切れた。




「切、れちゃった…」




疲れが押し寄せてくる。


硬直していた体が開放された気分だ。




「はぁ…」




肩で息をする。







…が、安心していたのもつかの間。



何故か俺のモノが反応し始めた。


突然の快感に

体が対応しきれていなかったようだ。




もう少しで限界だ………




「っ……!!」




手首を上に縛っている縄を解こうと必死になる。


足をバタバタさせてみるが、

鎖が音を立てるだけだった。




「はぁっ………っっ……ぁ」





いやだ。


いやだ、いやだ。




もう、イキたい…………





意識が朦朧としてくる。




辛い辛い辛い………。





諦めかけたその時、


またドアの開く音が聞こえた。




「っ!…は、はやくっ……」




さっきまで抵抗していたのにも関わらず、


今、俺は

側に立っている人に快感をねだっているようだ。



なんて恥ずかしい行為なんだろう。


























「じん、たん………?」





「……え?」

















……To be continued.


-


あ、いや、

『……To Be Continued.』

とか書いた割に、
全然良い続きが書けないので…(実際書いた)

もう…

終わりです……。


すいません……

やっぱりえっちな話は無理だ…書けない……。


しかも、もどかしい感じで終わりましたよね…。


タイトルだって、
この後の展開に当てはまるのに…。


あぁ…………(白目)
-

それともう1つ、

皆さん、どんな小説を望んでるんですか(え)


なんだか、
私が『上手くいった!』と思ったやつが
なかなか伸びなかったり…

逆に『これは駄作だ』と思って更新した話に限って
いいねとコメントが沢山来たり…(嬉しいけども)


皆さん、どんな小説を望んでるんですか!!!
(2回目)


私はとにかく
バドエンか片思いENDを求めているよ!

それか性癖まっしぐら!みたいな話だよ!!

でも深イイ話のハッピーエンドも好きだよ!
(やけくそ)


ぜひ、お時間があれば、
コメントで教えて下さるとありがたいです…

(リクエストじゃないです)
(今度ラビホーも書くんで許してください)

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