第8話

告白のゆくえ。
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2017/10/15 07:36
結局、直人に相談する事ができないまま家に着いてしまった。

好きな人に相談っていうのもね。。。
そんな気持ちもあって話せなかった。


自分の事なんだから自分で解決しないとね。



告白の返事。
色々悩んだけど、OKと言おうと思う。

変わりたい自分がいたからだ。
追いかけても叶わない恋はもう諦めた方がいいと思ったから。
きっと、好きだと言ってくれる人と一緒にいた方が幸せになれるはず。


拓哉と付き合ったら、きっと楽しいだろう。



次の日の朝。私はいつもより早起きをした。


今日は私にとって大切な記念日になる。
だから、髪型を可愛くしたくて朝からドライヤーとくるくるアイロンで必死にセット。


よし、いつもより可愛く見える!

自分の姿を鏡で見ながら、
こんな風に女子になってる自分に、なんかいいな!って思ってしまった。



クラブの時間がきた。
体育館でボールの準備をしていたら、拓哉が友達と入ってきた。


拓哉と目があった瞬間、私は思わず顔を伏せてしまった。
恥ずかしくて拓哉の顔を見れなかった。
急に拓哉を意識してしまうようになっていた。



刻刻と終わる時間が近づいてきた。
告白の返事まで後少し。。。
なんかお腹痛いな。
緊張してきた。


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