第8話

デートの前に
290
2017/10/22 08:41
翔と輝は、待ち合わせ場所である近くの公園のベンチに座っていた。

公園の時計は2時5分を指している。
あいつら遅くねーか?
だな~、見に行ってみるか?
と話していると、公園の入口に乃彩と美優が来た。
え、雰囲気いつもと違うくない?
だな
乃彩
ごめーん!
美優
色々してたら遅れちゃった
美優と乃彩
さて、どっちがどっちでしょう
答えは、右に美優。左に乃彩だ。
そんなのすぐわかるよ
輝は左の方の手を掴んで自分の方に寄せた。
お前ら、どんなに俺らがお前らを見てると思ってんだよ
翔も右の方の手を掴んで自分の方に寄せた。
美優
正解、なんでわかったの!?
乃彩
ほんっと!
ちょっと迷うかなって思ったのにね〜
美優
ね~
だって笑い方とか、声とか、少しずつ違うじゃん
それと今日の乃彩とっても可愛いよ
うん、小さな違いであっても俺ら何年一緒にいると思ってるんだよ
ってか髪を下ろしてるの久しぶりに見たかも...いつもポニーテールだもんな
かわいいよ、今日の美優
美優
なにそれ~いつもは可愛くないみたいじゃん!!笑笑
乃彩
ほんっといつもは可愛くないのかな~
乃彩と美優はぷぅっとほっぺを膨らまして言った。

すると翔が急いで、
いっ、いや、そういう意味じゃないよ
いつもと違う雰囲気で新鮮っていうか...//
美優と乃彩
ありがとう
乃彩と美優は少し照れながら、お礼を言った。
乃彩
じゃー行こっか!
そうしよっか
美優
じゃあ、レッツゴー!!
4人は、近くのショッピングモールに行くために、歩いて近くの駅に行き、

その最寄り駅に行く電車に乗った。──────────

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