第2話

#2
66
2017/10/07 14:36
俺の初恋は、もうとっくに
終わってしまった、
5歳の頃に。
向うは覚えてないだろうけど、
かなりショックだった。


それでも...


今でも、この想いが揺らぐ事は無い。










俺は、幼馴染であるあなたと
同じ高校に通うことをずっと願ってた。
それは物心付いた時から。


何故か、
それはあなたがこの世で一番好きだからだ。
何があっても譲れない、
この想いだけは。



でも、入学式の日以来、
気に食わない事ばかりだ。



女子の対応がめんどくさい。
クラスメートや先輩達から
凄く話しかけられる。


他にも、


あなたがクラスメートや他のクラス、
先輩達から沢山、連絡先を聞かれる。


それはあなたがかわいいからだ。
見たところ、この学校で一番の美女だろう。
あなたは性格も良過ぎるから
女友達も沢山いて、
最近では合コンとか、結構行ってるらしい。


ほんと、ムカつく。

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