今日は学年、先輩合わせて
15人くらいから告白された。
毎日、何人もから告白されるけど、
誰一人としてときめく人はいない。
でも、ひとつ分かったことがある。
それは、
圭翔が笑ったり、話しかけてくれる時、
凄くきゅんってなったり
ドキってしたりする。
逆に、
圭翔が他の女の子と
話してたり、笑いあったりしてると、
凄く胸が締め付けられる。
今までそんなことは感じなかったのに、
今では圭翔の事ばかり、考えてしまう。
今まで気付かなかっただけかも知れないが、
圭翔の事が、好きだ。
自分の気持ちにやっと気付いた。
その日の夜、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。