雄大はだいぶましになったが声はまだ途切れ途切れだしまだ汗ばんでいる。息もまともに出来ていない。
颯斗は雄大の唇に重ねた。
長く激しいキスを交わした。
颯斗は雄大の唇の上に唇を重ねた。
そして颯斗は雄大の口の中で舌を掻き回し始めた。雄大の目がトロンとしてくる。
ちょっとして唇を離す代わりに颯斗は指を入れはじめた。
雄大の顔がどんどん歪んでいく。
その顔を見た颯斗はビビって思いっきり手を抜いてしまった。
雄大は颯斗をギュッと抱きしめた。
楽しげに颯斗が言うと颯斗は雄大の項目がけて歯を立てた。
雄大の大きな声が部屋中に響く。
その声につられてつい颯斗も歯を立てた。
雄大はだいぶ疲れている様子でギュッと抱きついた。
雄大のヒートは治まったようだ。
2人は番契約をやっと結んだのだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。