第3話

イケメンとは認めない
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2017/10/15 10:25
美咲
ねぇ、ねぇ!ほんとにあの人?
蒼空
あ"ぁ?そうだよ。
美咲
ちょ〰️イケメンじゃん!!
蒼空
はぁ!?あんなやつが!?転んだやつを放置するやつだぞ!?
美咲
や、でもさ、ほらみて?
オーラが違うよね…
蒼空
…ん。それは認める…けど!!イケメンではない。あんなやつ断じてイケメンとは言わん!!
美咲
ツンデレかよ~
蒼空
ツンツンしてないし、デレもでない!
あいつは、中身がダメだ。
俺がなんだって?
そういうとやつは馴れ馴れしく私の前の席に腰掛けた。
蒼空
なんでもねぇよ、どっかいけよ…うざい
ふーん…そんな分かりやすくツンツンしてっとデレを出したくなるな(笑)
蒼空
…んな!?だからッ俺はツンデレじゃねぇ!!
…クスッ
"俺"じゃなくて、"私"だろ?
男かよお前…あ。男か(笑)
蒼空
うるせぇな!どっかいけよ!
どっかいけよって席隣だっつーのw
ダメだ!いらつく!

いらいらしてると先生が入ってきた。
先生
席につけー!
そういうと長々と話をはじめた。

俺はイライラしてて全然はなしなんか聞いてなかった

気がつくと寝てしまっていて…
せんせーい!こいつ寝てまーす!
先生
なぬ!?
蒼空
はっ!!え…あ…いや!寝てません!
先生
よだれ垂らしながらいうんじゃない、説得力ないぞ。
んじゃ、羽柴。お前、担任補佐やってくれ
蒼空
は!?
先生
解散。かえっていいぞ~
みんな口々にさようならといって教室を出ていく。

しまいには…
美咲
ごめん!蒼空!私も用があるから…
蒼空
そんなぁ~…
俺、手伝ってあげよっかな~
蒼空
ほんとか!?
うーん…おまえ、男だし一人で大丈夫か!
"かよわい女の子"…には見えないしな(笑)
といって二人ともすたすたと帰ってしまう始末である。
蒼空
くっそ。佐和田のやつ覚えてろ…!
とグチグチ言っていると
先生
羽柴ー。おまえ、職員室にこい。
蒼空
…早速仕事かよ
先生
なんかいったかー?
蒼空
はーい!今すぐー!…はぁ
さて、仕事をするか。

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