前の話
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小学校から一緒のしゅうちゃん。
嫌なことがあるとすぐ、しゅうちゃんの部屋に乗り込んで愚痴を聞いてもらってる。
けど、全然聞いてない。
ずっとスマホをいじってる。
とほほ、と思いながらもいつも通りか、と諦める。
心当たりがある私。
顔色一つ変えずにゲームをするしゅうちゃん。
私はなんと言っていいか分からず、ひたすらモジモジしていると、
目が合った。
しゅうちゃんは、ん?と眉毛を上げ、ニコッとする。
しゅうちゃんは優しく私の頭をポンポンして、
と言って部屋を出ていった。
小学校から一緒のしゅうちゃん。
嫌なことがあるとすぐ、しゅうちゃんの部屋に乗り込んで愚痴を聞いてもらってる。
けど、全然聞いてない。
ずっとスマホをいじってる。
とほほ、と思いながらもいつも通りか、と諦める。
心当たりがある私。
顔色一つ変えずにゲームをするしゅうちゃん。
私はなんと言っていいか分からず、ひたすらモジモジしていると、
目が合った。
しゅうちゃんは、ん?と眉毛を上げ、ニコッとする。
しゅうちゃんは優しく私の頭をポンポンして、
と言って部屋を出ていった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。