空・あなた ごちそうさまでした!
あなたの料理はすごく美味しかった。
あなたがキッチンで片付けている時も、
僕はあなたを見てのんびりしていた。
あなた よしっ、終わった!
どうやら終わったみたい。
まだまだ長い夜をどう過ごそうかな………?
あなた 空~、終わったよ
何する?あ、DVDあるの、映画みない?
あと、明日どっか行こっか。
あなたはやっぱり気が利くな~
僕が何か言うより先に考えてくれている。
さすが。
空 いいね、DVDみよっか。
明日は………そうだなぁ、どこ行こう?
あなた 水族館は?
空、水族館好きだったよね?
空 うん☺
10年たった今でも水族館は大好きだよ!
するとあなたは嬉しそうに頷いた。
これで明日の予定は決まった。
10年越しのあなたとのデート
楽しみだ………
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。