第15話

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2019/03/10 11:14
あなたside
ジュネ
ジュネ
お前を忘れたことなんか一回もなかった。なんで、黙って引っ越したんだよ
You
You
私も忘れたことなんかないよ。

実はね、お父さんが日本に会社を移転することになって日本の高校に行けって言われて。
中学生だったから力もなくて、どうすることもできなかったの。本当はね、ジュネに言おうと思ったんだ。でも、ジュネはウィンで忙しかったから、負担になりたくないって思って。。。

ごめんね。。ごめんねジュネ。ごめん、
ジュネ
ジュネ
もういいよ。もう泣くな。俺こそなんも知らなくて。

当たり前だよ。言わなかった私が悪い。
You
You
こっちに来てからもね、ウィン見て負けちゃった時はめちゃくちゃ泣いたし、その後のミクメ見てジュネの姿ずっと見てたし応援してたんだよ。

私との約束守ってくれて、本当にすごいよジュネ。

コンサートだって行こうとしたんだ。
でも、ジュネがわたしの事忘れてるんじゃないかとか、嫌われちゃってるんじゃないかって思うと怖くて行けなかったし、なんせ黙って消えたから申し訳なくって。






ジュネside
ジュネ
ジュネ
俺がお前を嫌うはずない。
覚えてる?お前が俺のファン1号になるって言ったの

あなたはずっと俺のこと見ててくれてた。
ミクメだって。
やっぱり見てくれてたんだ。
それだけで嬉しかった。
You
You
ふふ。当たり前だよ。
今でも私がファン1号だからね
覚えててくれたんだ
ジュネ
ジュネ
あんとき、いろいろ悩んでてさ。
でもその時にお前が
私がジュネのファン1号だよって言ってくれてめちゃくちゃ嬉しくて、その言葉で俺頑張れたんだ。

だから、こうしてまた会えたのがめちゃくちゃ嬉しい。
それで、それでさ、、、
You
You
実はね、ずっとジュネが好きだった

え?好きだった?

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