あれから毎日私がジュネのところへ差し入れを持っていくのは日課になった
そうやって過ごしているうちにいつの間にか、私はジュネと一緒に残って練習をするようになっていた
人見知りっぽくて全然喋ってくれない時もあったし、なんか冷たくて恐る恐るしてたけど一緒に過ごしているうちに心を開いてくれて初めて話した時とは比べ物にならないくらい話せるようになった
ジュネさんって呼ばれたり、敬語使われたりするのは嫌らしく、今はタメだしジュネって呼び捨てで呼んでる
こうして私達は今日も一緒に踊る
これが私たちの日課だ
いつからだろう。
2人が将来について話すようになったのは
やりたいこと、、、そんなの考えたこともなかった
そうだ、高校行かなきゃ
こうやってジュネとダンスしてふざけあって
こんな楽しい時間がずっと続いて欲しいな
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みなさん、ジュネって最近筋肉ヤバない?
コニギ殺しにかかってるよ
ほら、
もうダメだ、、、
……(o_ _)o パタッ
、、、っ、
……(o_ _)o パタッ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。