第2話

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2019/01/28 19:45
あれから毎日私がジュネのところへ差し入れを持っていくのは日課になった
そうやって過ごしているうちにいつの間にか、私はジュネと一緒に残って練習をするようになっていた
人見知りっぽくて全然喋ってくれない時もあったし、なんか冷たくて恐る恐るしてたけど一緒に過ごしているうちに心を開いてくれて初めて話した時とは比べ物にならないくらい話せるようになった
ジュネさんって呼ばれたり、敬語使われたりするのは嫌らしく、今はタメだしジュネって呼び捨てで呼んでる
You
You
ジュネ~!練習しに来たよ~
今日の差し入れはね~オレンジジュース!!
ジュネ
ジュネ
おう。
 こうして私達は今日も一緒に踊る
これが私たちの日課だ










いつからだろう。
2人が将来について話すようになったのは
You
You
ジュネはさ、将来何やりたいの?
ジュネ
ジュネ
んー、ダンサー?
これしか取り柄ねぇし
You
You
そっか、でもジュネならまだかっこいい所たくさんあるじゃん
歌も上手だし、ビジュアルも、、、
ほら、歌手とかなれるんじゃない?
ジュネ
ジュネ
歌手か、、いいかもな。
じゃ、お前は?なんかやりてぇことねぇの?
やりたいこと、、、そんなの考えたこともなかった
You
You
まだ分からない。とりあえず高校行かなきゃだな~って
そうだ、高校行かなきゃ
ジュネ
ジュネ
お前の頭で大丈夫かぁ~?ww
You
You
ちょっとっ!ひど!
私ジュネより頭いいし~
こうやってジュネとダンスしてふざけあって
こんな楽しい時間がずっと続いて欲しいな
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みなさん、ジュネって最近筋肉ヤバない?
コニギ殺しにかかってるよ
ほら、
もうダメだ、、、
……(o_ _)o パタッ












、、、っ、
……(o_ _)o パタッ











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