ジュネside
あなたがなかなか上がってこないから、
男と違って女ってこんな風呂が長いのかなって心配してたら、
風呂場から物凄い音が聞こえたから慌てて駆けつけて
ドアを開けてみると
そこには目を点にしてタオル1枚で体を隠してるあなたの姿があった。
白い肌にちょっと火照った頬、
柔らかそうな肌。
ちゃんと食ってんのか?ってぐらい細い。
タオルで巻いて見えないけど体のラインがはっきりとわかる。
ドキドキして息を飲んだ。
あなたも何が起こったのかわからないんだろう、目がうるうるして今にも泣きそうだ。
ずっと目が合っていたあなたが俺の後ろを向いたから後ろを振り向いてみると、
俺以外のメンバーが全員いてあなたを見ていた。
慌ててメンバーの目を隠して、追い出したけどみんなにあなたの裸見られた。
リビングに戻ってみると、みんな頬を赤らめてシーーーンとしていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。